保育園で一番小さかった娘が皆勤賞を取るまで

うちの娘は、誕生時の体重が2510gと未熟児ギリギリの軽さでした。その後もなかなか体重が増えず、成長の遅さが気になっていました。

娘は3月末生まれで、同じ年齢の子どもたちと集まると、いつも体重も身長も一番小さい存在でした。自治体の健診でも体重不足を指摘され、「次の健診で体重の伸びが悪い場合は精密検査を受けましょう」と言われたこともあります。

娘は1歳から保育園に通い始めましたが、やはりダントツの小ささが目立ちました。さらに入園したばかりのころは、保育園でさまざまな病気をもらっては発熱し、職場に早退の電話がしょっちゅうかかってきました。「やっぱり小さいから体が弱いのかな。このペースで仕事を抜けるのは大変だな」と胃が痛む思いでした。

ところが、2歳を迎えると、娘はほとんど熱を出さなくなりました。どうやらあらゆる病気を経験し、免疫がついたようです。それ以降は保育園を休むこともほとんどなくなり、なんとその後の4年間で熱を出したのは予防接種の副反応とインフルエンザの1回だけ。怪我もせず、小児科にかかる機会が激減しました。

さらに驚いたのは、小学校に入学してからも娘が病気知らずだったことです。毎年皆勤賞をもらい、体格の良い子たちを差し置いて誰よりも丈夫な体を維持しています。これが生まれ持った体質なのか、ほかに何か要因があるのかは分かりませんが、「体の強さは見た目や体格では決まらない」と実感しました。

学校を休むことなく健康に過ごし、病院にも行かずに済む娘は、私にとって大変な親孝行な子です。そんな娘に、心から感謝しています。

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